サーフ・ミュージック

post 2008/07/01

第4回

7月、まだじめじめした梅雨の時期ですが、気分はもう夏でいきましょう!
有線放送キャンシステム/衛星放送SPECE DiVAの音楽番組から
夏にぴったりのBGMセレクションをご紹介します。

この数年、ジャック・ジョンソン、ドノヴァン・フランケインレイターなど
アコースティック・ギターをメインにしたナシュラルでシンプルなサーフ系音楽が人気です。
自然やファミリーを大切にする思いをソフトに歌う彼らの音楽は
サーファー以外の音楽リスナーからも人気を獲得していますね。


今回はそんな新感覚サーフ・ミュージックがふんだんに盛り込まれた
「ロック/ポップス」chにフォーカスしてみます。

そもそもサーフ・ミュージックといえば
皆さんご存知60年代のビーチ・ボーイズやエレキ テケテケのヴェンチャーズ、
さらにタランティーノの映画「パルプフィクション」で使われたディック・デイルあたりが思い浮かぶでしょう。とりわけヴェンチャーズは夏の風物詩といっても過言ではありません。
当時の大エレキブームもあり、ビアガーデンや夏祭りの特設ステージではにわかヴェンチャーズの演奏はかかせませんでした。

70年代になるとボブ・マーレーの出現でレゲエ旋風が巻き起こり、その思想&リズム感がサーファーを中心に一気に流行。またサーフィンの聖地ハワイからはカラパナ、セシリオ&カポノなどが人気を博し、オカッパのロング茶髪にヒゲの男子や裾の広がったフレアーのジーンズが大流行。
実際にサーフィンをしない丘サーファーなんてのが街中に出現。
AORやフュージョンなどちょっと大人のサウンドも人気があり、今のR40的なチョイワルおやじや大人の空間といった感覚の基盤はこの頃のサーファー文化がベースになっています。

さて80年代、MTVやテクノ・ポップ、ニュー・ウェイヴなどが台頭すると、サーファーにとっては“これだ!”という音楽も少なくなり、数少ない上質のAOR、ドナルド・フェイゲンやクリストファー・クロスなどを何百回と繰返し聴いていたのです。

90年代にはサーフィンにスケボーやスノボのユース・カルチャーがMIXされ、音楽もより激しいパンク、メロコア、グランジなどストリート感覚が主流となり、この頃のサーフィン映像のBGMはOFFSPRINGやGreen Dayなどパンク、メロコアが使用されることが多くなり、実際、サーフィン、スケートボード、スノーボード、スキーなどエクストリーム系のショップBGMもこのジャンルが定番となり現在にも受継がれています。

そしてお待たせしました!2000年代の新サーフ・ミュージックの登場です。
冒頭でも触れましたが、ジャック・ジョンソンの登場により再びサーフ・ミュージックという言葉が復活したのです。
本物のサーファーたちが楽器を手にし自分たちの感覚にぴったりのナチュラルでシンプルな音楽を創り始め、サーファーはもちろん、それ以外の音楽リスナーからも瞬く間に人気を獲得。
新たな「サーフ・ミュージック」というジャンルを現代の音楽シーンに定着させています。

キャンシステムの有線放送/衛星放送Business DiVAでは
ロック/ポップス」chにて7月、8月に新感覚サーフ・ミュージックをふんだんに盛り込んだ内容でお送り致します。この機会にぜひチャンネルを合わせ、いっしょに2008夏を感じましょう!

恒例のオススメCD
ジャック・ジョンソン/『スリープ・スルー・ザ・ステティック』
ジェイソン・ムラーズ/『ウィ・シング。ウィ・ダンス。ウィ・スティール・シングス。』
コルビー・キャレイ/『ココ』

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